「紙」には「スケジュール管理機能」があります。その名の通り、日々のスケジュールを効率よく管理できるように導入された機能ですが、日付順で情報を管理するために最低限必要な機能に絞っていますので、使い方次第で他の用途にも応用できます。
スケジュール管理以外にどのような使い方が考えられるのか、いくつか例をご紹介します。
紙の「スケジュール管理機能」は大きく分けて以下の二つの機能で構成されています(詳しくは、「StepByStep」での解説をご覧下さい)。
- 常に数ヶ月先までの日付を一覧リストに表示
- ファイルの並べ替え機能を一部制限し、日付順でファイルを自動整列
このように、日付情報の入力の手間を省くことと、情報の一覧性を高めることにのみ機能を絞っていますので、日々の予定を管理する目的以外にも応用が可能です。
例えば以下のような利用方法が考えられます。
- 日記
- ToDo管理
- メールマガジンの発行管理
- 日々の簡単な収支メモ
日記やToDo管理として利用する場合には、以下のような定型文を作成しておくことで、入力時刻と内容を見やすくレイアウトすることが出来ます(以下の例はToDo管理の場合)。
TimeFormat::[タイトル] \n[記入時刻] %H:%M\n[期 限] \n-------------------\n\n\n========================================\n
この定型文を登録しておけば、以下の内容を簡単に貼り付けできます
([記入時刻]にはその定型文を貼り付けた時刻が自動的に挿入されます)。
[タイトル]
[記入時刻] hh:mm
[期 限]
-------------------
========================================
この定型文や重要度機能・マーカ機能などを組み合わせた状態が以下になります。
メールマガジンの発行管理という用途で利用する場合には、「重要度」機能をあわせて使うと効果的です。
すなわち、発行する日付に対応する日付ファイル(予定ファイル)でメールマガジンの内容を入力・編集するようにし、そのファイルの発行作業を終えたときに「発送済み」という重要度を付加するわけです。
こうすることで、万が一の発行忘れを防ぐことが出来ますし、過去の発行号の内容確認も簡単に行えます。