まず資料の収集前に、事前準備としてそのレポートに関する情報を全て収める専用の箱を用意しましょう。
「箱」メニューから「新しい箱を作る」を選択して行います。このとき箱の名前にはあまり具体的な名前を付ける必要はありません。あくまで他の箱と区別できればいいです。
例.「漱石関連」や「HTML/XHTML」など
次に、「取り込み設定とキー割り当て」から、今作成した箱を取り込み先に指定しましょう。これで、右クリックメニューやショートカットキー経由で取り込んだ情報は、すべてこの箱に保存されます。
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論文やレポートを作成する際、少し前までは書籍などからの資料収集が主でしたが、最近ではネット上でも多くの資料が入手できるようになってきました。そこで、紙を使ってネットで入手可能な資料の収集・管理を行ってみましょう。
まず資料の収集前に、事前準備としてそのレポートに関する情報を全て収める専用の箱を用意しましょう。
「箱」メニューから「新しい箱を作る」を選択して行います。このとき箱の名前にはあまり具体的な名前を付ける必要はありません。あくまで他の箱と区別できればいいです。
例.「漱石関連」や「HTML/XHTML」など
次に、「取り込み設定とキー割り当て」から、今作成した箱を取り込み先に指定しましょう。これで、右クリックメニューやショートカットキー経由で取り込んだ情報は、すべてこの箱に保存されます。
それでは、実際にネットから情報を収集しましょう。検索エンジンなどを上手に活用してください。
また、ネットではなく書籍などから得られた情報がある場合は、新規ファイルを用意して、その書籍の名前・著者・ページ番号・簡単なメモを控えておきましょう。この時、内容まで一緒に控えておく必要はありません。キーボードで打ち込んでる時間が無駄になりますので。レポートをデジタルなファイルとして提出する場合でも同じです。実際に書き始めてから内容を写した方がはるかに効率がよくなります。
迷わず保存!
とにかくどんな種類の情報であっても、必要だと思ったものを残らず保存していきましょう。今はまだ分類わけなどを気にする必要はありません。情報の収集に専念しましょう。
かなりの数の情報が集まったと思います。まず最初はこれら一つ一つに目を通し、際立って重要と思われるファイルには「重要度」を付加しておきましょう。
全て読み終わったら、明らかに不要と思われる部分や他のファイルでもっと詳しく解説されている部分を削除していきます(htmlファイルならば「加工する」モードから)。その際、マーカ機能を使って重要な部分を目立つようにしておくといいでしょう。htmlファイルの場合は、文字の大きさや色を変更して強調することも出来ます。
次に、サブフォルダを作成して情報を分類していきます。その際、どのような基準で分類するかですが、情報が扱っているテーマ別に行うのもいいのですが、もし既にレポートの全体的な構成なども決まっている場合は、それぞれの章で参考にする情報別という基準でも構いません。
その際に、どのサブフォルダに入れるべきか迷うファイル(例えば、複数の章で参考にする情報など)があった時は、親となる箱の中に新規ファイルを作成し、以下のような書式でメモしておくと後から利用する時に便利です。
ファイル名 /格納したサブフォルダの名前
他にも格納可能なサブフォルダ名:どちらに入れるべきか迷わせた情報の内容
ほぼ必要な情報が集まり主張もほぼ固まったら、そのレポートや論文の具体的な構成を決めましょう。この際、最初から体裁を整えて書き始めるのでなく、新規ファイルに箇条書きでメモしながら行うと纏まりやすいと思います。
また、論文の際にはアブストラクト(論文全体の要約)を付けると思いますが、レポートの時でもこれを最初に作成しておけば、自分の考えをまとめるのに役立つでしょう。
ここまで来たら、後はもう本格的に書き始めるだけです。書きながら新たな資料の収集を行うこともあるかと思いますが、紙の検索機能などを上手に活用しながら頑張って書いてください。最終的にWord文書などにする際でも、参考文献などのまとめも紙で行っておくと便利だと思います。