紙の「他」メニュー、または紙常駐アイコンの右クリックから「取り込みの設定」を選択します。
- ドラッグしたとき、画面の右端に取り込み窓を表示する
- これがチェックされていないと"取り込み窓"経由での取り込みが出来ない。チェックしておく事を強く推奨する。
- そのとき、「見たまま保存」か「文字だけ保存」かを選ぶ
- "取り込み窓"からの取り込みの際に、HTML形式とTXT形式のどちらで取り込むかを選択できる。
チェックしておいたほうがいい。
- 取り込んだ文書の文末にタイトルと日付とURLを付記する
- どこから取り込んだのか記録しておいたほうが何かと便利である。チェックしておくことを推奨する。
- IEの右クリックメニューから取り込む
- 「紙常駐」が起動していなくても取り込み出来るので、これもチェックしておく事を推奨する。
- 画像がIEのキャッシュになければ、接続して取得する
- IEのキャッシュに存在しないファイルをstation.exeが直接ネットに接続して取得する。通信速度の遅い環境で使用している場合にはOFFにしておいたほうがよい。デフォルトではON。この機能に関しての詳細はこちらを参照。
- HTMLの画像の保存方法
- HTML形式でWeb上のデータを取り込む際に、ページ内の画像をどのような方式でPCに保存するのかを選択する。
通常は「相対パス」での使用を推奨する。取り込んだデータを他の方にメールで送付する必要がある場合には、「MHT形式」を選択したほうがよい。
各方式の詳しい仕組みについてはこちらを参照。
- 取り込み先の箱
- ショートカットキーや右クリックメニューからの取り込み操作を行った時、ファイルの保存先を毎回選択するのか、それとも常に同じ箱の中に保存するのか(その場合にはどの箱に固定するのか)を選択する。
- キー割り当て
- ここで、各種ショートカットキーを設定する。他の常駐ソフトと干渉しないよう、自分独自の設定をしよう。
(尚、以後の説明はインストール直後の初期設定をもとに行います。)
2-1. 右クリックメニュー経由
- Webページ上で右クリック。
- ポップアップしたメニューから「ページ全体を紙に取り込む」を選択。
- 取り込み先の箱を選択する。
2-2. ショートカットキー経由(紙常駐必要)
- Ctrl+Aでページ全体を選択。
- Ctrl+Shift+Gを押す。(htmlファイル形式)
Ctrl+Shift+Tを押す。(txtファイル形式)
- 取り込み先の箱を選択する。
右クリックメニューとキーボードでの取り込み先選択
紙 copi ver2.1から、右クリックメニューとキーボードからでも取り込み先の箱を毎回選択できるようになりました。
「取り込みの設定」画面で[取り込み先の箱を固定する]のチェックを外せば、、取り込み操作後に箱の一覧が表示されるようになります。その時にマウスかキーボードで任意の箱を選択してください。
表示されてから約1秒間マウスやキーボードを動かさなければ、前回取り込んだ箱へと自動的に取り込まれます。
ちなみに、前回取り込んだ箱の名前は太字で表示されています。
取り込みをキャンセルしたい場合は、枠の外をクリックするか"ESC"キーを押してください。
2-3. 「取り込み窓」経由(紙常駐必要)
- IEのアドレスバーのアイコンをDragして画面右側へそのまま移動。
- 「取り込み窓」へDrop。
右クリックメニュー経由(2-1)と「取り込み窓」経由(2-3)での取り込み方式では、どちらも保存形式はHTMLとなります。
テキストファイル形式でWebページ全体の文字情報のみを取り込みたい時には、「2-2.ショートカットキー経由」の2番目の操作で"Ctrl+shift+G"ではなく、"Ctrl+shift+T"を押してください。
3-1. 右クリックメニュー経由
- 取り込みたい部分をマウスで範囲選択。
- その上で右クリックし、「選択箇所を紙に取り込む」か「選択箇所の文字だけ取り込む」を選択。
- 取り込み先の箱を選択する。
3-2. ショートカットキー経由(紙常駐必要)
- 取り込みたい部分をマウスで範囲選択。
- Ctrl+Shift+Gを押す。(htmlファイル形式)
Ctrl+Shift+Tを押す。(txtファイル形式)
- 取り込み先の箱を選択する。
3-3. 「取り込み窓」経由(紙常駐必要)
- 取り込みたい部分をマウスで範囲選択。
- 画面右端へDragして取り込み窓へDrop。
- 「見たまま保存(Html)」「文字だけ保存(TXT)」を選択するメニューが出るので、好きな取り込み形式を選択。
方法2・3は、メールソフトやWord・ExcelなどのWebブラウザ以外からでもそのまま有効です。方法1については、IE以外でも使用可能なブラウザはありますが、全てのブラウザで使用出来るとは限りません。
尚、WordやExcelからHtml形式での取り込みを行うと、保存されたファイルはXHTML形式になります。これをソースファイルから編集するには少し知識が要りますが、「加工する」モードではワープロ感覚で編集できます。
4-1. 右クリックメニュー経由
- 取り込みたい画像の上で右クリック。
- 「画像を紙に取り込む」を選択。
- 取り込み先の箱を選択する。
4-2. 「取り込み窓」経由(紙常駐必要)
- 取り込みたい画像を画面右端までDrag。
- 「取り込み窓」へDropする。
「取り込み窓」の表示・非表示
取り込み窓経由での取り込みを有効にしていると、紙での編集作業中でもDrag操作に反応して取り込み窓が表示されます。これでは少し煩わしいですね。また、ソフトによっては、Drag操作をしても取り込み窓を表示してほしくないものもあるでしょう。
そんな時には、取り込み窓が表示された時に[Space]キーを押して下さい。以後はそのソフトでDrag操作をしても取り込み窓が表示されません。もし再び表示させたい時は、同じくDrag中に[Space]キーを押して下さい。また表示されます。
紙 copi ではWebページ内の Flashファイルも取り込めるようになっています。
ここではFlashファイルの取り込みに利用できる方法と、取り込みの際に工夫が必要なケース及びその対処法を説明します。
取り込み方は上で述べた方法(Step3. 2から4)と同じですが、以下の方法はFlashには使用できません。
- Flashを紙の画面や「取り込み窓」へDrag&Dropする方法
- Flash上で右クリックし、表示されたポップアップメニューから取り込む方法
この他の取り込み方法、すなわち以下の方法はFlashにも使用できます。
- Webページ(Flash上ではないページ部分)での右クリックメニュー経由
- 範囲選択後のショートカットキー経由
- IEのアドレスバーを「取り込み窓」へDrag&Dropする方法
しかしこれらの方法を用いた場合でも、少し取り込みに工夫が必要なケースもあります。
状況
テレビ局のドラマのWebページなどに多いのですが、Flashを「オープニングムービー」のように使用して、Flash再生終了後に目次ページへ自動的に移動するものがあります。
この「オープニングムービー」のFlashを取り込みたい時、Flashの再生時間が長ければゆっくり取り込み操作を行えますが、中には数秒で別ページへ移動してしまうものもあって、取り込みが難しい場合もあります。
対処法
このような場合には、再生中にFlashムービーの上で右クリックしてポップアップしたメニューの「再生」を選択してください。これによって
Flashの再生が一時停止しますので、ゆっくりと取り込み操作が出来ます。取り込み後 一時停止を解除するには再び右クリックして「再生」を選択してください。
状況
これはFlashの取り込みだけに限らず画像の取り込みの時でも同じなのですが、Webページが複数の領域(フレーム)に分割されている場合、
取り込みたい対象(この場合Flash)がどの領域内に表示されているのかを正確に見分ける必要があります。
ある意味当たり前のことなのですが、Webページのレイアウトによっては複数のフレームによって構成されていることを巧みに隠蔽し、まるでひとつのHTMLで作られているかのように見せるものもあります。
簡単な例で説明しましょう。以下のページを開いてみてください(クリックすると別ウィンドウに開きます)。
白い背景のページ中央に「Welcome!」という文を一文字ずつ表示していくFlashがおかれています。
一見ひとつのHTMLによって作られているページに見えると思いますが、実はこのページは3つのフレームから構成されていて、Flashが表示されているのは真ん中のフレームの中になっています。
以下に、このサンプルページをそのまま表示した状態(左)と、フレームで構成されていることを明確にした状態(右)の画像を載せておきます。
そのままの状態 | フレームでの構成を明確化 |
| |
このFlashを取り込みたい場合には、正しく真ん中のフレーム領域内で右クリックしなればいけません。
ページの上部や下部(つまり別のフレーム内)で右クリックメニュー経由の取り込み操作をしてもFlashは取り込まれず、意図とは違う内容が取り込まれてしまいます(この例の場合では内容を持たない白紙のページが取り込まれます)。
対処法
このようなフレームで構成されているページから取り込む場合には、まず取り込みたいファイルがどのフレーム内に表示されているのかをしっかり確認してから、そのファイルのすぐ側で右クリックメニュー経由の取り込み操作を行ってください。
通常InternetExplorerでは画像ファイルなどを「インターネット一時ファイル」(キャッシュ)に入れて表示しますが、中にはキャッシュに入らないものも存在します。画像ファイルの上で右クリックして「プロパティ」を選択したときに「使用不可」と表示されるものなどがそうです。
紙 copiではこのようなファイルの取り込みに対応するため、IEのキャッシュに存在しないファイルの場合にはstation.exeが直接インターネットに接続してファイルを取得する機能が用意されています。
この機能を有効にすればほぼ確実にWeb上のデータを取り込めるようになります。
設定方法
「取り込みの設定」を呼び出してから、"画像がIEのキャッシュになければ、接続して取得する"のチェックを入れる(デフォルトではチェックされている)。
ただし、通信速度が低い環境では取り込みに時間がかかってしまう場合があるのでOFFにしたほうがよい。
なお、ファイアウォールソフトを使用している環境では取り込みの際に"station.exe"のネット接続を警告・遮断する場合があります。そのような場合にはファイアウォール側の設定で"station.exe"のネット接続を許可してください。
station.exeがユーザの情報を勝手に送信したりはしません。あくまでも取り込みのための接続です。
7-1. 「絶対パス」方式と「相対パス」方式
紙 copi ver2.1から、HTML形式の取り込みに「相対パス」方式が採用されました。
従来の「絶対パス」方式も[取り込みの設定]から利用することは出来ますが、特別な理由がない限り「相対パス」方式でご利用ください(インストール直後の設定では「相対パス」方式になっています)。
もちろんver2.1以降でも、ver2.02までに取り込んだ「絶対パス」方式のHTMLファイルも問題なく閲覧できます。
しかし、従来の「絶対パス」方式のままですと他のPCへのHTMLファイル単独での移動が面倒など、不便な部分もあります。
そこで、「絶対パス」方式で取り込んだHTMLファイルを「相対パス」方式へ変換するプログラムが用意されています。
7-2. 「相対パス」変換プログラムの使い方
- 相対パス方式へ変換したいHTMLファイルを一覧リストで選択し、その上で右クリック
- ポップアップしたメニューから「画像を相対パスに切り替える」を選択
- 「画像の管理方法を変換する」というタイトルのプログラムが表示されるので、[変換実行]を押す
もし変換元のHTMLファイル(絶対パス方式)を残しておきたい場合は、この操作の前にHTMLファイルを他のフォルダにコピーしておいてください。
変換したいファイルが複数ある場合は、"shift"キーを使って選択してから上の操作を行ってください。一度にまとめて変換します。
「変換は正常に終了しました」というダイアログが出れば終わりです。
変換後の画面にはファイルごとに変換結果が表示されます。